今話題の食材「昆虫」
今、昆虫を食べる「昆虫食」が静かなブームになっている。日本国内では一部の地域を除いて昆虫を食べる習慣はないが、そんな日本に生息する虫を美味しく、かつ安全に食べられるよう研究を重ねている団体がある。
昆虫料理研究会は昆虫料理研究家の内山昭一氏が主宰する昆虫食に関する研究団体だ。2004年頃から、ホームページ上で虫を料理に使用したレシピを公開、定期的に試食会も開催している。2011年には日本初の昆虫食を科学する研究会、「食用昆虫科学研究会」も発足し、研究が進められている。
東京虫食いフェスティバルで昆虫食を堪能
そんな注目の昆虫食の世界に興味がある人には、11月23日には、昆虫食のイベント、「東京虫食いフェスティバル 番外編」がオススメだ。11月上旬に虫食いライター・ムシモアゼルギリコ著の「むしくいノート」、12月中旬に内山昭一氏監修の「食べられる虫ハンドブック(仮)」が2冊続けて発売されるのを記念しての新刊発売記念イベントとなる。
当日は、2名の著者による本の見どころ紹介や、蟲喰ロトワ氏による「蟲ソムリエへの道」講座などが行われる予定だ。当然、当日は会場で「虫フード・虫ドリンク」の注文が可能。目玉は昆虫食の繁栄を願って提供される伊勢うどん大使、石原壮一郎氏監修の「開運!伊勢虫うどん」だ。
国連食糧農業機関FAOも将来の有望な食糧となると報告した「昆虫」。最初は抵抗があるが、食べてみると意外と美味しい、ハマるという声も多い。今の食生活に新たな彩りをお求めの方にオススメだ。

東京虫食いフェスティバル番外編
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/19415