日本を代表する写真家植田正治の生誕100年を記念した写真展
日本を代表する写真家、植田正治は今年で生誕100年を迎える。植田氏の生誕100年を記念した写真展「生誕100年!植田正治のつくりかた」が東京ステーションギャラリーにて開催中だ。
植田氏は鳥取県境港市に生まれ、生涯山陰地方を拠点として作品を生み出してきた。人物をオブジェのように平面的に配置したり、逆に物を擬人化したりする独特の写真は今もなお絶大な人気を誇る。本写真展では代表作や新発見の作品を含む約150点を通して、植田氏が作品を作り上げていく過程や、写真家としての植田氏が形づくられていく過程に迫る。
福山雅治が写真における「師」と仰ぐ写真家
植田正治は福山雅治の写真の「師」としても有名だ。1994年に福山雅治の「HELLO」のCDジャケット写真を手がけたことをきっかけに親交が深まり、写真の指導を行っている。
今回の写真展では植田氏により迫るイベントとして、10月26日(土)に「回想・植田正治」、11月9日(土)に「再考・植田正治」という講演会を実施。植田氏ゆかりの講師を招き、閉館後の18:30から講演会を行う。植田氏の写真を鑑賞した後に聴けば、より深く植田氏の魅力を知ることができること請け合いだ。

生誕100年! 植田正治のつくりかた
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/now.html