全国12施設で同時開催 心置きなくプラネタリウムで寝られる会
プラネタリウムで居眠りをするのは実に気持ちがいい。心地良い暗さ、ゆったりとした解説で、ついついウトウトとしてしまう経験が誰しもあるのではないだろうか。しかし、皆「起きていなければ」と睡魔と闘いながら、投影されるプログラムを鑑賞する。
熟睡プラ寝たリウムは、「熟睡」推奨プラネタリウムの取り組みだ。2011年に明石市立天文科学館が特別投影を行ったところ、大好評で昨年には「日本プラ寝たリウム学会」も設立された。
今年は11月23日の勤労感謝の日に全国一斉「熟睡プラ寝たリウム」が開催される。開催館数も年々増加し、今年は全国12館のプラネタリウムで同日上映され、関東地方でも千葉県の千葉市科学館、白井市文化センターの2館が参加する。
枕持ち込みOK いびき専用席あり
明石市立天文科学館では、午後6時30分から70分間、熟睡プラ寝たリウムの特別投影を開催。熟練解説員と、環境音楽アーティストの生演奏により参加者を眠りへと誘う。枕が変わると寝られない人は枕持参もOK。いびきが心配な人には、いびき専用席も設け、心置きなく眠れる環境を整える。
終了後、気持ちよく眠った人には「熟睡証明書」、これでも眠らなかったという人には、「公認完徹証明書」が贈られるとのこと。勤労感謝の日、日頃頑張りすぎてお疲れの人は、星空に癒やされに足を運んでみてはいかがだろうか。

熟睡プラ寝たリウム 明石市立天文科学館
http://www.am12.jp/event/other/other_h25/千葉市科学館 プラネタリウム
http://www.kagakukanq.com/floor/7_planet.html白井市文化センター プラネタリウム館
http://www.center.shiroi.chiba.jp/planet/index.html