この時期の出雲大社はご利益あり?!
旧暦の10月、日本全国では「神無月(かんなづき)」と呼び、神様がいない月とされているが、その八百万の神様が一堂に集まっているのが出雲の地だ。この地方では、他の地方と違い、旧暦の10月のことを「神在月(かみありづき)」と呼ぶ。
この時期、出雲地方の各神社では多くの祭りが行われる。11月12日には神様を迎える「神迎祭」、13日、17日、19日には「神在祭」、17日、19日には「縁結大祭」、そして、19日、28日には神様を送る「神等去出祭」。いずれも古くからの神話に基づき、出雲大社や稲佐の浜などで神事が執り行われる。特に今年は、出雲大社が60年ぶりの遷宮「平成の大遷宮」の年にあたり、社殿を改修して新しい本殿で行う初めての神事となり、注目が集まっている。
日本一のパワースポット「須佐神社」
また、出雲地方には出雲大社以外にもパワースポットや縁結びポイントが多いことでも知られ、出雲大社と合わせて訪れる人も多い。スピリチュアルカウンセラーが「日本一のパワースポット」と紹介したことから、注目された「須佐神社」もその1つだ。
須佐神社はヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトを祀っており、境内には樹齢約1,200年と言われる大杉が有名だ。今は直接手を触れることはできないが、木の下に立つだけでも、壮大なパワーを感じると訪れた人は言う。出雲地方に訪れた際には足を伸ばしてみてはいかがだろうか。

神在月 出雲観光ガイド
http://www.izumo-kankou.gr.jp/1275須佐神社
http://www.susa-jinja.jp/index.html