京都市下京区梅小路エリアに開業
JR西日本は、大阪市港区の交通科学博物館に代わり、平成28年春、京都市下京区にオープンする新しい博物館の名称を「京都鉄道博物館」に決定した。
(画像はプレスリリースより)
名称の由来概略は、日本を代表する国際観光都市「京都」に設置し、日本の産業発展に貢献してきた「鉄道」の歴史を紹介し、世代を超えて楽しみながら学べる「博物館」という施設から「京都鉄道博物館」に決定された。
同博物館は、梅小路蒸気機関車館を一体整備し、敷地面積は約30,435平方メートル、蒸気機関車館の西側にエントランス棟、プロムナード棟、本館、屋外上屋を整備し、50両の鉄道車両を収蔵する予定。また、蒸気機関車の新しい整備施設としてSL専用検修庫を設ける。
各棟の展示内容など
プロムナード棟は蒸気機関車・電車・新幹線などの車両を連結した状態で展示、屋外上屋は旧京都駅0番線ホームの上屋トラス構造と収蔵車両を展示、本館は1階に営業車両の引き込み線など、2階にジオラマや運転シミュレーター、3階に資料室・展望テラスを設置する。
蒸気機関車館の旧二条駅舎では蒸気機関車の仕組みなどを、扇形車庫では保存されている蒸気機関車を展示する。
営業時間は午前10時から午後5時30分、水曜日が休館日となり、入館料は大人1,000円、子供500円を予定している。

JR西日本
http://www.westjr.co.jp/京都鉄道博物館のプレスリリース(Response)
http://response.jp/article/2013/12/19/213352.html