究極のエコ?水族館内のクリスマスツリーの電源とは
いよいよクリスマス。街は豪華なイルミネーションであふれているが、しながわ水族館の一角に設置されたクリスマスツリーは、水族館ならでは究極の「エコ」な電源を使用している。
その電源とは「デンキウナギ」。デンキウナギは、筋肉細胞が「発電板」と呼ばれる細胞に変化しており、頭側がプラス極、尾側がマイナス極となっている。最高電圧600~800V、電流1Aもの強力な電気を発生させることができる。この展示では、水槽内で飼育されているデンキウナギの放電によって、水槽に施されたクリスマスの電飾が点灯する仕組みとなっている。
水族館全体でクリスマスイベントを開催中
しながわ水族館では25日までクリスマスイベントを開催。カップルを対象に入場料を2人合計2,600円から2,200円に割引する「クリスマスカップル割引券」をホームページ上で提供している。また、赤い体に白い足とひげがカワイイサンタクロースのようなエビ「シロボシアカモエビ」など、クリスマスにちなんだ水槽を設置する。
水中の女性ダイバーもサンタのコスチューム。トンネル水槽にはイルミネーションが装飾されるが、こちらの電源はデンキウナギではないようだ。アシカやアザラシのショーもクリスマスバージョンとなっており、水族館全体でクリスマスを楽しむことができることうけあいだ。

しながわ水族館のイルミネーションクリスマス2013
http://www.aquarium.gr.jp/topics/index.html#xmas2013