塔の歴史に迫る！「ザ・タワー」／開催は5月6日まで！

東京タワーの高さを優に超え、日本一の高さの塔となる東京スカイツリー（Ｒ）のグランドオープンももう間近。

今やランドマークタワーや電波塔として建てられる塔も、もともとは、仏舎利（釈迦の遺骨）を納める｢ストゥｰパ｣(サンスクリット語)を語源とした墓でした。それが、仏教とともに日本に伝わり、三重塔、五重塔といった仏塔に変化、いまの形になったのです。

江戸東京博物館では現在、貴重な資料から塔の起源を知ることができる『ザ・タワー ～都市と塔のものがたり～』が開催されています。

展示会場には、17世紀に描かれたバベルの塔の銅版画のほか薬師寺東塔、谷中天王寺の五重塔など。オルセｰ美術館をはじめ喜多川周之コレクションなど珍しい資料も多数展示されています。


1889年にパリ万国博覧会で建てられたエッフェル塔は、300メｰトルという高さに初めて挑戦した新しい｢都市の塔｣となりました。

この後、東京では電波塔として誕生した東京タワーが東京を彩る｢都市の塔｣となり、大阪では通天閣が街のシンボルとして生まれました。

そして今年5月22日、東京スカイツリー（R）が東京タワーに変わる新たなランドマークとして誕生します。展示場では、塔からタワーへと生まれ変わるその歴史的変遷を辿ることができます。




江戸東京博物館『ザ・タワー ～都市と塔のものがたり～』
http://tower-ten.jp/

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