激動の時代の東洋を駆け抜けた写真師
19世紀後半、インド、中国、日本、朝鮮、ビルマといった国々を渡り歩き、激動の時代の東洋を駆け抜けた写真師フェリーチェ・ベアト。
そのフェリーチェ・ベアトの作品展が、東京都写真美術館で5月6日(日)まで行われている。
クリミア戦争、インド大反乱などを記録し、戦争写真のパイオニアとしても知られるフェリーチェ・ベアトは、幕末の日本においても、当時の長州藩が列強諸国と衝突した下関戦争を、写真という手段で捉えている。
多くの日本未公開作品を展示
今回、東京都写真美術館で行われる「フェリーチェ・ベアトの東洋 J・ポール・ゲティ美術館コレクション」は、J・ポール・ゲティ美術館所蔵のベアト・コレクションを元に多くの日本未公開作品を展示し、フェリーチェ・ベアトの生涯を概観するものとなっている。
東京都写真美術館
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
Tel.03-3280-0099 Fax.03-3280-0033
開館時間:10:00~18:00(木・金は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館) ※ただし5/1(火)は開館
料金:一般 800円、学生 700円、中高生・65歳以上 600円
※20名以上の団体等は割り引きあり、小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料

フェリーチェ・ベアトの東洋 J・ポール・ゲティ美術館コレクション
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1538.html