キャンドルナイトを名刹で
初夏を迎える境内が、キャンドルの穏やかな灯りにつつまれる。6月9日(土)、池上本門寺にて「100万人のキャンドルナイト」が行われる。今年で8回目。総門から続く、石段・石畳に600本のキャンドルが灯される。
雅楽や法要とともに祈りを
そもそも、キャンドルナイトの発祥はカナダ。原発建設を反対する住民らが、自主停電したことに始まる。由来を知れば、今年は特に意義深く感じられるだろう。今では、夏至や冬至を中心に、世界中でキャンドルを灯す事で、スローライフについて思いを巡らすきっかけにもなっている。
開催地の池上本門寺は、日蓮宗の大本山。都心から約20分のアクセスにも関わらず、周囲の緑にゆったりとした風情を感じられる名刹だ。
今回のイベントでは、「池上雅楽会」の雅楽や「池上太鼓」による太鼓の演奏も行われ、ムード満点。19時過ぎからは照明を落とし、本門寺僧侶による「聲明(しょうみょう)法要」が行われる。
チャリティの物販も開催されるので、のんびりと境内を散策しながら、思いを深めるのも良いかも。たいせつな人とたいせつな事について、キャンドル越しに、ゆっくり話し合おう。開催は16:00から21:00まで。雨天時は10日に延期。

イキイキ推進委員会
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