すべてのものごとには「終わり」がある、そこから始まるものがたり
人の人生から、果ては宇宙の終わりまで。あらゆるものの終わりをめぐる73の問いをきっかけに、これからの生きるヒントや未来の希望を考える企画展「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」が、東京・お台場「日本科学未来館」で6月11日(月)まで開かれている。
自分にとって世界の終わりとは、なにが終わることなのか?
限りある時間のなかで、自分は未来になにを残せるのか?
色々と想像を巡らせながら、さまざまな問いに自問自答するもよし。
友人、恋人、ファミリーとたまには真面目に話してみるのも楽しい。
新進気鋭のクリエイター5人が手がけた異空間も注目!
見る角度によってさまざまな捉え方ができる三角すいの集合が、来場者の“考える”を刺激する空間デザインは、主な代表作に「上海万博日本産業館 INAXブース」「NHKスタジオパーク」などがある中原崇志氏が手がけたもの。
また、会場入口でひときわ目立つタイトルボードのイラストは、「Number」や「BRUTUS」などの雑誌などで活動中のイラストレーター・タイマタカシ氏が。ホームページのデザインにもなっているグラフィックデザインは前田豊氏が担当。
さらに会場音楽は、俳優で監督の伊勢谷友介の映画『セイジ 陸の魚』のサウンドトラックを担当した注目のサウンド・アーティスト・evala氏、照明デザインは、国内外で活躍する岡安泉氏が担当するなど、会場を手がけたクリエイター陣の作品にも注目だ。
企画展「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」
会場:日本科学未来館[東京・お台場] 1階 企画展示ゾーンa
期間:2012年3月10日(土)~6月11日(月)
開催時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:火曜日
入場料:一般 大人1000円、18歳以下300円
※団体割引、会員割引などに関しては下部リンクからご確認を。
【つつみ さえこ執筆】

企画展「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」
http://www.miraikan.jp/sekainoowari/