ゲームのおもしろさを考える
東京都江東区にある日本科学未来館では現在企画展として、「GAME ON -ゲームってなんでおもしろい?-」を2016年5月30日(月)まで行っている。
この企画展は、コンピューターやインターネットといった情報技術とともに進化をつづけ、現在は世界のエンターテイメントを変えるほどになったゲームの進化を一望する展覧会となっている。
この企画が生まれたのは2002年のイギリスのバービカン・センターで開催されて以来、その後世界中を巡業して200万人以上を魅了してきた。日本では今回がこの企画は初上陸となる。
テーマはずばり「ゲームってなんでおもしろい?」というものであり、オリジナルコンテンツも多数追加されている。
それはリアルとの領域を超え、実社会に大きな影響を与えるようになったゲームの社会的および文化的な意味について考えるものとなっている。
会場には創成期のゲームから最新のゲームまで
会場のアーケードゲームコーナーは、古いゲームでも当時のままの筐体で遊べるようになっており、ほかにも家庭用ゲーム機や、ゲームから生まれ、世界を魅了したキャラクターの紹介、そしてスマホゲームに至るまでが遊べるようになっている。
まさにゲーム創成期から現在までプレイできる貴重な機会となっている。
それだけではなく、「ゲームが動く仕組みとは?」「なんでハマってしまうのか?」「開発者たちはどんな工夫をしているのか?」「各専門家がとらえるゲームとは?」といったテーマに沿い、オリジナル編集の情報および映像、そして各界のゲーム好き研究者や文化人たちへインタビューも行っている。
なお、この企画展ではもうじき発売となるバーチャルリアリティシステムのPlayStation VRの先行体験も可能となっているため、少し先のゲームの未来をのぞくこともできる。
休館日は毎週火曜日(祝日の場合は開館)であり、開館時間は10:00から17:00(入館は閉館の30分前まで)である。
(画像はホームページより)

日本科学未来館 企画展概要
http://www.miraikan.jst.go.jp/spexhibition/gameon/