印象派を代表する画家
東京都港区六本木にある国立新美術館では、2016年8月22日(月)までの期間、「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」を行っている。
ルノワールはフランスの印象派の画家であり、初期の写実的な作品から、薔薇色の裸婦を描いた晩年の大作まで多様な展開を見せた。
このように後期から作風に変化が現れ始めたため、まれにポスト印象派の画家ともされる。オルセー美術館とオランジュリー美術館は、そのルノワールの作品を、世界でも有数のコレクション数として誇っている。
展覧会概要
この展覧会では両美術館が所蔵する、100点を超える絵画、彫刻、デッサン、パステルのほか、貴重な資料の数々によりルノワールの全貌に迫る。
とくにルノワールの最高傑作である『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』(1876年)が日本で初めて展示されるため、ぜひにも足を運びたいものである。
休館日は毎週火曜日(8/16は開館)であり、開館時間は10:00から18:00(8/6・13・20は20:00)までとなっている。入館はどちらも閉館時間の30分前までだ。

オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展 公式サイト
http://renoir.exhn.jp/