ハンカチーフの歴史をひもときながらその魅力にせまる
東京都目黒区にある近代ファッションやコスチュームジュエリーに特化した私立美術館としては日本最大の規模を誇る『アクセサリーミュージアム』では現在企画展である、『正方形のアクセサリー 〜ハンカチーフの歴史と魅力〜』展を2016年7月30日(土)まで行っている。
この展覧会は繊細な技巧や優美なデザインなど、ハンカチーフの持つさまざまな魅力を見ることができる。
フランス宮廷夫人の美しさを表すアイテムでもあった
そもそも18世紀のころは、「糸の宝石」と呼ばれた美しいレースや、繊細で厚みのある手刺繍をほどこしたハンカチーフは、フランス宮廷夫人たちの間で、美しさを競い合う大切なアクセサリーであった。
この展示では、18世紀末から現代までのハンカチーフを展示して、どんな時代もその時代を反映しつつ変化し、人々の生活に寄り添ってきたアクセサリーとしての魅力を体感できる展覧会となっている。
なおオリジナルハンカチーフ作りも体験できる教室も6/16(木)、6/17(金)、6/18(土)、6/19(日)に行う。
無地のハンカチにインドの職人がひとつひとつ手作業で作った木のブロックや、布専用のペンを使って世界に1枚だけのハンカチーフを作成することができる。なお入場料とは別に、ハンカチーフ購入代金が500円から必要となる。
定休日は毎週月曜日および、第4・5日曜日である。開館時間は10:00から17:00(入場時間は16:30)までとなっている。

アクセサリーミュージアム 企画展
http://acce-museum.main.jp/exhibitions.html