異才の版画家・エッシャーの巡回展
茨城県水戸市にある茨城県近代美術館では、2016年6月7日(火)より2016年7月10日(日)までの期間、『無限迷宮の夢 エッシャーの世界』を行う。
なおこの展覧会は巡回展となっており、高松市美術館、茨城県近代美術館、静岡市美術館、札幌・芸術の森美術館の順で回っていく。
作品および資料からその魅力を図る
マウリッツ・コルネリス・エッシャーは、20世紀のオランダが産んだ異才の版画家である。そのテーマを「変容、循環、無限、二次元と三次元の相克」という概念をテーマとして、幾何学的パラドックスを駆使した独自の画風で400点以上の作品をのこした。
この展覧会では、主にオランダのM.C.エッシャー財団が所蔵するコレクションから厳選した約90点の作品にくわえ、下絵やスケッチといった約30点の資料でエッシャーの魅力に迫る。
くわえてエッシャーの師にあたるサミュエル・ド・メスキータの作品も特別出展しその影響も探る。
子供も大人も楽しめる迷宮世界
この視覚的トリックにみちた迷宮世界は大人も子供も楽しめる展覧会となっている。
くわえて撮影コーナーも設置されるため、みんなで面白い写真が撮影できる。SNSへの投稿も可能だ。
初日の6月7日(火)はオープニングイベントも行われ、特典として50名にエッシャー作品ポストカードがプレゼントされる。
休館日は毎週月曜日であり、開館時間は9:30から17:00までとしている。入場は閉館の30分前まで。
茨城県近代美術館 プレスリリース
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/essya-.pdf