人間らしさを持つアンドロイド
東京都江東区にある日本科学未来館では、夏休み期間にさまざまなイベントが開催されている。その中の一つに、「パネルトーク -生命らしさを持つ機械人間『オルタ(Alter)』」(以下オルタ)がある。開催場所は日本科学未来館の7階スタジオだ。
パネルトークの第1回は2016年7月29日(金) 17:00から18:00に行われ、第2回は2016年8月6日(土)の17:00から19:00まで行われる。
見かけだけでは人間らしさを表現できない?
このパネルトークのテーマは、「人間らしい見かけだけが人間らしさを表現できるのか?」ということであり、見かけだけではなく、動きを複雑化して人間らしさを表現しようとしていることである。
「機械人間オルタ」はそのプロジェクトで開発されているアンドロイドであり、その点についてのパネルトークが、「オルタ」の開発者らによって開催される。
登壇者は東京大学大学院 総合研究科の土井樹、大阪大学大学院 基礎工学研究科助教授の小川浩平、東京大学大学院 総合文化研究科の教授である池上高志、大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授(特別教授)およびATR石黒浩特別研究所 所長(客員)である石黒浩の4名の予定だ。
参加費は無料となっているが、定員は70名で、参加方法は先着順の当日受付となっている。
なお「オルタ」は日本科学未来館内の7階スタジオで展示予定もあるが、期間は2016年7月30日(土)から8月6日(土)となっている。
近年はAIによる人工知能開発が盛んになってきているが、「オルタ」のプロジェクトは「動き」というまた別の観点から研究開発が行われている。発展が期待される。

日本科学未来館 開催中・開催予定のイベント
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1607201720306.html