今年のチャリティー展のテーマは『旅』
東京都港区にあるホテルオークラ東京では2016年8月18日(木)の期間まで、地下2階のアスコットホールにて、今回で22回目を迎えるチャリティーイベントとして行われる絵画展「旅への憧れ、愛しの風景 -マルケ、魁夷、広重の見た世界-」が開催されている。
タイトルが現すように、今年のテーマは『旅』である。
展覧会概要
第1章では、横山大観を始めとする日本画家の作品で巡り、多くの人々から愛され続けている山である富士山を主題とした名作なども展示している。
第2章では、佐伯裕三といった西洋風景に出会った日本人画家の作品をとりあげると同時にフランス人画家のアルベール・マルケや、日本を代表する風景画家である東山魁夷の作品も展示している。
第3章は、風光明媚な景観と名称を持つ『東海道』を画題としてとりあげ、歌川広重の代表作である『東海道五十三次』の全55作品を一堂に展示している。
イベントのコンセプトおよびこれまでの寄付金など
このイベントは「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」という発想のもと、1994年から社会貢献活動に理解がある有志企業の協賛によって「企業文化交流委員会」を設立したうえで行っている。
なお展覧会の純益は日本赤十字社等に寄付を行っており、これまでに開催された計21回の開催では、述べ53万8000人を動員するとともに、寄付金総額は1億7400万円を超えている。
会期中ホールは無休であり、開場時間は10:00から18:30となっている。(最終入場は18:00まで)
ホテルオークラ東京 イベント
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/events/art/