千葉県館山市渚の博物館にて開催
千葉県館山市にある、館山市立博物館分館の「渚の博物館」では現在、後藤利兵衛橘義光(ごとうりへえたちばなのよしみつ)の生誕200年記念企画展である「房州彫物職人の技」が2015年5月24日まで開催されている。
開館時間は午前9時から午後4時45分まで(入館は午後4時30分まで)で、会場は館山市立博物館分館2階企画展示室である。なお観覧料は無料となっている。
木目を生かした美しい彫刻技術
後藤利兵衛橘義光(後藤義光)は、文化12(1815)年に千倉に生まれ、江戸で彫物大工として修行を積み、三浦半島周辺で実績をあげたのち房州に戻って多くの作品を残した、安房の代表的な彫物職人である。
なお晩年の80歳初め頃には現在の館山市上真倉(青柳)に移り住んでいる。
後藤義光の木目を生かした彫刻技術は美しく、また迫力のある作品も多く作られている。
鶴谷八幡宮の拝殿向拝(ごはい)の格天井の龍をはじめ、個人宅にも数多くの作品が残されており、山車や神輿の彫刻でも知られ親しまれている。
今回は舘山市内に残された彫刻を中心に、その作品を紹介する。
(画像はプレスリリースより)

後藤義光生誕200年記念企画展「房州彫物職人の技」
http://www.city.tateyama.chiba.jp/