国立美術展5館の協力による美術展
東京国立近代美術館では、2015年6月16日から9月13日までのスケジュールで、『No Museum,No Life?—これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会』を開催する。
この展覧会はまるで事典をひもとくかのように、AからZにちなむ36個のキーワードに沿って作品を紹介していく。
作品は、国立美術展5館(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館)のコレクションより厳選した様々な時代や分野のものから約170点を展示する。
美術館にまつわる資料や備品なども同時に展示するため、これまでとは一味違った趣向で楽しめる。
会場構成など
なお会場構成はトラフ建築設計事務所、グラフィック・デザインは建築設計事務所アトリエ・ワンの在籍したこともあるデザイナーneucitora 刈谷悠三氏の設計であり、美術館がより身近に感じられるような気づきに満ちた展覧会ともなっている。
これら5館が協力して行う展覧会は、国立新美術館で行った2010年の「陰翳礼讃」展に続き2度目の開催となる。
なおイベントとして桝田倫広(東京国立近代美術館研究員・本展企画者)、新藤淳(国立西洋美術館研究員・本展企画者)によるギャラリートークが次の日程で行われる。(申込不要・要観覧券)
2015年6月26日(金)18:00から19:30まで
2015年7月11日(土)14:00から15:30まで
2015年8月28日(金)18:00から19:30まで
(東京国立近代美術館 企画展 イベントより引用)

東京国立近代美術館 企画展
http://www.momat.go.jp/