江戸時代の文化を感じられるコレクション展
東京都港区にある根津美術館では、2015年7月20日までのスケジュールで、コレクション展の『江戸のダンディズム 刀から印籠まで』を行っている。
月曜日休館だが、展示最終日となる7月20日の月曜日は開館している。開館時間は午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)。
太平の世が生み出した美術
太平の世が長く続いた江戸時代は、それまでの時代では武具としての存在に重きが置かれていた刀剣なども、男性にとっては持ち主の身分や教養、季節を感じさせる「こだわりのアイテム」として位置づけがなされていった。
そのため、江戸時代は刀剣類に意匠をこらしたものが作られたほか、印籠や根付も同様の発展を見せていった。
コレクション概要
この展示会では、戦国時代が終わったのちの桃山時代に作られたものから、江戸という武家の時代がかすかに感じられる明治時代初期のものまでコレクションしている。
内容は短刀・脇差・太刀・打刀といった刀剣類を一堂に集めたほか、刀の拵(こしらえ/日本刀の外装の総称)といった部分も単品として展示するほか、装飾の美しい印籠や根付も集められている。なお、展示品の中には重要文化財となっているものもある。

根津美術館 展覧会 コレクション展 江戸のダンディズム
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html江戸のダンディズム 出品目録
http://www.nezu-muse.or.jp/