東ドイツ出身のコーネーリア・トムセン展を日本で初めて開催

東京都中央区にある加賀美術では、2015年6月6日から6月20日までのスケジュールで、旧東ドイツに生まれ、現在はニューヨークで活動をしている画家のコーネーリア・トムセンの展示会を開催する。会期中は無休にて展示を行う。運営しているのは、絵画・掛軸などの日本美術を中心にほか現代美術の取り扱いも行っている株式会社加賀美術で、今回の展示会で展示する総作品数は約20点となる。なお、日本ではこれが初めての個展となる。

会場となる加賀美術だが、2013年4月27日より現在の住所へ移転をしている点に注意したい。なお会場となる加賀美術は、2014年9月より2階ギャラリーと茶室をオープンさせており、よりくつろげる多彩な空間を味わってもらおうとしている。

今回の展覧会では”Structures”シリーズを展示する。シリーズは海の風景に着想を得ると同時に、その画面を垂直方向に開展させることにより、天地左右へ限りない広がりを見せているような抽象画へ発展させた。

トムセンは、これら抽象画の作品を介して見る者が自然を多様でありながら、普遍的なものとして存在していることを感じ、経験することになればと考えている。

自然へ心をくだき、創造性ゆたかな抽象画として描いた作品らを楽しんでもらいたい。




加賀美術　現代美術特別企画展　コーネーリア・トムセン展
http://www.kashima-arts.co.jp/

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