氷室と太陽が織りなす光景 夏至の頃だけ現れる光の模様
六甲観光株式会社が運営する「自然体感展望台 六甲枝垂(しだ)れ」では、6月22日の夏至の頃だけ期間限定で見られる風景が話題となっている。
「自然体感展望台 六甲枝垂れ」は、六甲山に体験型の展望台で、内部に「風室(ふうしつ)」を有している。この風室内には、冬に採取した氷を貯蔵する「氷室(ひむろ)」があり、この氷から融けだした水や風室上部から降った雨水が「融氷水盤(ゆうひょうすいばん)」に貯まる。そして、夏至の頃、風室の真上から太陽光が差し込むことで、壁に幻想的な光の模様が現れるのだ。
設計者 三分一博志氏の講演会も開催
この「自然体感展望台 六甲枝垂れ」を設計したのは、三分一博志氏。建築がいかに地球の一部になるかというテーマで建築物の設計を行う三分一氏を招き、7月12日に講演会「地球のディテール 六甲山」も開催予定とのこと。
季節によって高さが変わるという知識はあっても、普段はあまり気にしていない太陽の動き。自然の動きが体感できる展望台に、今の時期だけの神秘的な光景を見に出かけてみてはいかがだろうか。
(画像はプレスリリースより)

自然体感展望台 六甲枝垂れ
http://www.rokkosan.com/view/プレスリリース (PR Times)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000440.000005180.html