NHK大河ドラマと連動 江戸東京博物館で「花燃ゆ」特別展
7月から「大奥編」がスタートすることより、ますます話題のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。この「花燃ゆ」をテーマとした特別展が江戸東京博物館で開催中だ。
展示は第1章から5章までに別れており「花燃ゆ」の主人公でもある吉田松陰の妹「文」に焦点を当て、年代ごとに当時の資料を見ることができる。文らが生まれ育った萩の資料や、文や吉田松陰たちの写真、書簡などの資料を展示するとともに、吉田松蔭死後の幕末史をたどる過程では、萩で作られた大砲や、長州藩のリーダーであった高杉晋作の愛用の品々なども見ることができる。
特別展にちなんだ連続講座も開催 事前の申し込みが必要
特別展開催中は、展示に関連した連続講座も開催される。6月16日は萩博物館主任研究員、道迫真吾氏による「吉田松陰とその故郷・長州萩-「英傑」を育てた謎に迫る-」、6月23日は前橋市歴史文化遺産活用室長、手島仁氏による「群馬時代の杉文(楫取美和子)」を開講する。いずれも往復はがきによる事前申込制となる。
激動の時代を生き抜いた「文」の残した足あとをたどる特別展。大河ドラマとともに楽しんでみてはいかがだろうか。

2015年NHK大河ドラマ特別展 花燃ゆ
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/special/4508/