細川家の参勤交代関係の資料を展示
東京都大田区の羽田空港内にある、「ディスカバリーミュージアム」では、現在第17回企画展である「永青文庫コレクション 大名家の旅 参勤交代ーいまは飛行機、むかしはお船ー」を2015年7月5日まで行っている。
江戸時代大名は両国と江戸に一年ずつ暮らすことを幕府から義務づけられていた。なお制度化されたのは寛永12年(1635年)、3代将軍徳川家光の時になる。
細川家も肥後熊本と江戸の往復を繰り返しており、参勤交代関係の資料が多く残っている。その道のりで見た風景の絵画や、携行した道具などをこの企画展では展示する。
羽田空港は現代の江戸(東京)の空の玄関であるため、その場所から時空を超えた旅行をする、というコンセプトの企画展となっている。
なお学芸員によるギャラリートークも行っており、7/1(水)の14:00および16:00開催となっている。予約の必要はなし。
ディスカバリーミュージアムについて
この美術館は日本初の空港内美術館であり、700年の歴史を持つ細川家の至宝を管理している永青文庫関連の企画展や、その他の特別企画展を開催している。
日本の美しさや誇り、そして心といった日本人が忘れかけていた日本の”再発見”をテーマとしている。
入場は無料となっており、美術館はラウンジ風の新しいスタイルとなっているのが特徴である。そのため、美術品とは対面する形でゆったりとした鑑賞が可能となっている。

ディスカバリーミュージアム 第17回企画展
http://www.discovery-museum.com/kikakuten.html