日本と韓国の作家のグループ展を開催
東京都港区にある国立新美術館では、2015年7月29日から10月12日まで『アーティスト・ファイル2015 隣の部屋ーー日本と韓国の作家たち』を行っている。
休館日は毎週火曜日(9月22日は開館)で、開館時間は10:00から18:00まで(入場は17:30まで)。
「アーティスト・ファイル」展 は、2008年から継続的に過去5回、国立新美術館が企画してきている現代美術家を紹介する個展の集合体の形で紹介するグループ展である。
日韓国交正常化50周年の節目ということもあり
今回の展覧会は日韓国交正常化50周年の節目の年でもあるため、アジアを代表する美術館のひとつである韓国国立現代美術館と共同で「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋ーー日本と韓国の作家たち」展を企画するにいたった。
この展覧会は副題に『隣の部屋ーー日本と韓国の作家たち』という副題がつけられているが、これは日本と韓国という国が、地理的にも、その他の様々な点においても近しい存在であることを暗示していると同時に、作家たちの美学が互いに反響していることをしめしている。
それは出品作品のほとんどがお互いの国で作品を発表することは今回が初めてとなっていることで分かるといえる。
この展示会には、それぞれの国で際立った活動を行っている日本からの6名と、韓国からの6名の、合計12名の現代美術家が参加する。
年齢の制限はとくにもうけず、すでに国際的に高い評価を受けている作家から、頭角を現しつつある作家まで、幅広く紹介している。
なおこの「アーティスト・ファイル」展は、作品展示だけではなく、出品作家に関する情報をファイリングすることも重要な目的のひとつとしている。

国立新美術館 アーティスト・ファイル 2015
http://www.nact.jp/