130年前から現代まで愛されているブランド ブルガリのコレクション展

東京都台東区上野公園内にある、東京国立博物館ではハイジュエリーブランドブルガリの展覧会を行う。ブルガリは1884年、ローマに創業しているが、今回の展覧会では創成期から今日に至るまでの貴重な作品を見ることができる。ブルガリはイタリア派ジュエリーデザインを代表するブランドである。美意識の高い作品の数々は、他の追随を許さない出来映えとなっている。

宝石デザインの際、そのインスピレーションは古代ギリシャやローマ文化の美術・建造物のみならず、極東アジアや日本などに得ており、その時代ごとにさまざまな要素をふくみ、創造性をうかがうことができる。

なおアンディ・ウォーホルは「僕にとって、ブルガリの店に行くのは最高のコンテンポラリーアート展に行くようなもの」との言葉をのこしている。

展示品はエリザベス・テイラーが映画「クレオパトラ」にて着用した衣装とジュエリーや、テイラーが後に結婚した俳優のリチャード・バートンから贈られたジュエリーなどを展示するほか、日本の美意識にインスピレーションを受けて作られた作品「富士山」「ブッダ」の特別展示が行われる。

くわえて独自性のあるブレスレットの品々や、ブレスレットウォッチの逸品であるブルガリ・ブルガリが今年誕生から40周年となっているため、そのコレクションの展示も行われる。

休館日は9月14日、24日、28日、10月5日、13日、19日、26日、11月4日、9日、16日、24日。開館時間は9:30から17:00まで、ただし9月の土・日・祝・休日は18:00までで、金曜日までは20:00開館となっているが、9月25日、10月9日、16日、23日はのぞく。いずれも入館は閉館の30分前まで。

（画像は東京国立博物館ホームページより）




東京国立博物館　アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリア美の至宝
http://www.tnm.jp/

---