庭園美を鑑賞しながら聞く妖怪についての公演
現在東京都江東区にある清澄庭園では、紅葉であざやかになる秋の庭園と大泉水を臨む大正記念館を会場と予定して、講演会『江戸近郊の妖怪伝説』を2015年10月24日(土)に企画している。
定員は60名(応募者多数の場合は抽選)。 参加費は1,000円(入園料別途)となる。講師は千葉県立中央博物館 主任上席研究員の島立理子氏。お土産にとらやのテーマにそった和菓子2種がつけられる。
申し込み方法
申し込み方法だが、
往復はがき(はがき1枚に対して4名まで申し込み可能)にて
(1)代表社の住所・ふりがなをつけた氏名・年齢・電話番号
(2)参加者全員のふりがなをつけた氏名・年齢
(3)返信用の住所欄に返信先の住所・氏名
(1)〜(3)まで明記したらこれを
【宛先】〒135-0024 東京都江東区清澄3-3-9 清澄庭園サービスセンター「庭園アカデミー」係 宛で送る。
(公園へ行こう! お知らせ・清澄庭園より引用)
締切は10月2日(消印有効)。
なお問い合わせ先は公益財団法人 東京都公園協会清澄庭園サービスセンター(電話 03-3641-5892)となっている。
江戸という町中での怪異
江戸近郊の妖怪伝説、といったらもっとも有名なものはあの小泉八雲もとりあげている『むじな』ではないだろうか。江戸赤坂の紀伊国坂で、むじながのっぺらぼうに変身し、人間を驚かせるという話である。
これはいわゆる本所七不思議という『七不思議』系の都市伝説にも加えられている(なお伝承によって登場する物語が違っていることから、8種類以上のエピソードが存在する)。
最近はゲームや漫画という媒体が広めていることもあり、妖怪が登場する物語は珍しくなくなったが、人の生活の隣でうごめく怪異としての元祖といえる江戸での妖怪の物語を聞きたい人にはぴったりの講演会だろう。