2016年に生誕300年を迎える伊藤若冲作品を中心として
東京都渋谷区にある山種美術館では、2016年1月3日から2016年3月16日の日程で、伊藤若冲生誕300年記念の特別展として、『ゆかいな若冲・めでたい大観 -Happyな日本美術-』を行う。
なお会期中、一部展示替えがあるのに加え、出品内容は変更される可能性もある。
山種美術館も開館50周年を迎える
この展覧会を行う山種美術館も、2016年で開館50周年を迎える。それを祝う意味もこめ、日本で祝いのイベントがあったときに描かれる、いわゆる吉祥画題といったものを伊藤若冲と横山大観を中心に、さまざまな画家の作品展示する。
展覧会ではその中から特に長寿や子宝、富や反映などを象徴する美術に焦点をあて、祝事ではおなじみの鶴亀、松竹梅、七福神など、現代人からみてもラッキーアイテムと感じ取れる絵画を展示する。
ほかにも正月らしさが演出されている墨画や、ユーモアあふれる動物をモチーフとした作品などが出迎えて、初笑いを誘ってくれる。
特にこの展覧会が初公開となる伊藤若冲の墨画などもあるため、ぜひ足を運んでおきたいものだ。
休館日は毎週月曜日(1/4・1/11は開館、1/12は休館)であり、開館時間は10:00から17:00(入館は閉館の30分前まで)。
(画像はイメージです)

TOKYO ART BEAT ・イベント 山種美術館 『ゆかいな若冲・めでたい大観 -Happyな日本美術-』
http://www.tokyoartbeat.com/event/2015/D6B7