大学生による「おかゆイベント」
近畿大学経営学部キャリアマネジメント学科教授の峰滝和典ゼミの学生19人は、東大阪市指定文化財の旧河澄家にて、2016年1月10日(日)に明治時代から伝わる伝統の大釜を使用した七草粥にちなんだ「おかゆイベント」を開催する。
このイベントは、本の伝統行事や、東大阪の文化を楽しみながら知ってもらうことが目的だ。また、このイベントを通して学生がコミュニケーション力や企画運営力を身につけることもイベントの目的となっている。
経営学部峰滝ゼミの学生は、東大阪の再認識、文化の発信をコンセプトに、2015年より旧河澄家をPRするプロジェクトに取り組んでいる。今年は、日本の伝統行事である七草粥にちなんで、伝統のお釜で炊いたおかゆをふるまう「おかゆイベント」を開催。
明治時代から伝わる伝統の大釜を使用
「おかゆイベント」は、一部10:00~、二部12:00~、三部14:00~で、各回50人分となっている。参加費は無料で、申し込みも不要なので、気軽に参加できるイベントだ。この機会に、旧河澄家を訪れてみてはいかがだろうか。
旧河澄家は、増改築を繰り返しながらも江戸時代初期の様相を残した母屋と、数奇屋風書院造りの棲鶴楼(せいかくろう)と呼ばれる奥座敷が特長。企画展や子どもから大人まで楽しめるイベントやハイキングも実施し、「文化サロン」としてさまざまな芸術家が集う。
近鉄奈良駅「石切駅」から徒歩で20分のところにあり、明治初期には小学校を私財で設立するなど、地域に貢献した。
(画像はプレスリリースより)
旧河澄家
http://www.kyu-kawazumike.jp/「おかゆイベント」開催に関するプレスリリース(News2u.net)
http://www.news2u.net/releases/141958