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宮川香山の没後100年記念展 高浮彫を生み出し世界的に評価された陶芸家

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宮川香山の没後100年記念展 高浮彫を生み出し世界的に評価された陶芸家

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2016年に没後100年を迎える
東京都港区にあるサントリー美術館では、2016年4月17日(日)まで『没後100年 宮川香山展』を行っている。

この展示会では約50年間にわたって、日本に少なかった宮川香山(初代)の作品を世界中から探しだしつつ、香山研究を続けてきた田邊哲人氏のコレクションを中心に、その作品の全貌を紹介しているものだ。
宮川香山
宮川香山経歴
宮川香山は明治時代から大正時代を代表する陶芸家である。生まれは天保13(1842)年であり、京都の真葛ヶ原(まくずがはら)の家に生まれた。幼い頃から父より陶器や磁気の製法を学び、万延元(1860)年に家督を継いだ。

そんな中、明治3(1870)年に転機が訪れる。この年に香山は京都を離れて横浜へと向かうのだが、明治政府は当時外貨獲得のため、陶磁器をはじめさまざまな工芸品の輸出を奨励していた。

そのような流れの中、香山は陶器の表面を写実的な浮彫や、造形物で消色する「高浮彫(たかうきぼり)」と呼ばれる新しい表現方法によって精密で独創的な世界を作りだしていった。

これは当時海外で好まれていた薩摩焼の金襴手に多くの金が使用されていたため、高額になることや、金の海外流出を防ぐために生み出されたとも言われている。

明治10年代なかば頃から、香山は新しい釉薬(陶磁器の表面にかける上薬のこと)と釉下彩(釉薬を掛ける前の素地に文様を描く技法)の研究に取り組み始め、中国清朝の磁気にならった技法の作品を作り始め、制作の主力を陶器から磁器に切り替えていった。

やがて香山は、明治29(1896)年、陶芸の分野では2人目とされる帝室技藝員(ていしつぎげいいん)に任命されるとともに、作品は世界中から絶賛を浴びて人気を博した。

陶器の部門に世界で燦然と輝く功績を残した香山の作品がその時代ごとにまとめて見られる数少ない機会である。ぜひ訪れてみたい展覧会だ。

(画像はホームページより)


外部リンク

サントリー美術館 ホームページ
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2016_1/?fromid=topmv
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