今からが見頃 はすの花を見に行こう
千葉県香取市にある水郷佐原水生植物園では、はすの花が見頃を迎えている。約6ヘクタールの園内には300品種以上のはすが植えられ、その品種数は日本一を誇る。
2000年以上前の遺跡から発掘された古代のはすの実から発芽・開花した大賀ハスや、舞妃蓮・南京から贈られた中国種のはすなどが花を咲かせる。数千枚の花弁を持つ千弁蓮や、花の中にもう1つ花があるように見える重台蓮・八重絞りの大洒錦など、珍しい品種も多い。
土日祝日は6時開園 「早朝観蓮会」を開催
はす祭りは期間中8時から16時まで行われているが、はすの花は夜明けとともに開き始め、昼前には閉じてしまうため、鑑賞は涼しい朝のうちがおすすめだ。期間中の土日祝日は開園時間が6時に早められ「早朝観蓮会」が催される。早朝観蓮会では、はすの葉に地酒を注ぎ茎から酒を飲む「象鼻杯」も体験できる。
厳しい暑さの真夏に、一時の清涼を与えるはすの花。早起きしてその美しい姿を見に行ってみてはいかがだろうか。
はす祭り 水郷佐原水生植物園
http://www.city.katori.lg.jp/suisei-syokubutsuen/hasu.html