江戸時代の妖怪・怪獣大集合「江戸の怪事件-江戸の怪奇現象ファイル-」
ちまたでは妖怪ウオッチが子どもたちに大人気。アニメに出てくる現代の妖怪たちは、魅力的だが、昔にさかのぼること江戸時代の妖怪たちも負けず劣らず面白い。
国立公文書館つくば分館では7月22日~8月30日、夏の企画展として「江戸の怪事件-江戸の怪奇現象ファイル-」を開催中。テーマを「江戸の怪事件」として、江戸時代の人たちをびっくりさせた、妖怪、怪獣、怪奇現象などを紹介する。
怖い?カワイイ? 江戸時代にUFO、ピグモンがいた
人の顔をした犬「人面犬」や、長く生きて妖怪となった猫「猫又」、どう見てもUFOにしか見えない怪しげな円盤状の船など、江戸時代に描かれた不思議な絵や資料を公開されている。江戸時代末期に旗本の宮崎成身が収集・記録した『視聴草(みききぐさ)』の中に描かれた「磐梯山の怪獣」は、 どことなくウルトラ怪獣「ピグモン」を彷彿とさせるいでたちだ。
イキイキしたタッチで描かれた妖怪や怪獣たちの姿は恐ろしくもどこか愛らしい。現代の妖怪もいいが、古式ゆかしき江戸時代の妖怪たちにも会いに出かけてみてはいかがだろうか。

江戸の怪事件-江戸の怪奇現象ファイル-
http://www.archives.go.jp/exhibition/index.html