子どもの歓声があふれる企画展 アートと遊園地の融合
美術館というと、騒いではいけない、静かに鑑賞しないといけない空間とされている。しかし、「チームラボ」が提案する企画展は、その常識を根本から覆すことが予想される。
2014年11月29日~2015年3月1日まで日本科学未来館で開催される「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」は、デジタル技術を操るチームラボが手がける企画展だ。これまで、発表されたアート作品、遊園地作品合計14点が展示される。
巨大スクリーンが子どもたちが描いた魚でいっぱいに
「踊るアート展」では、見て感じるだけでなく、体感するアートを展示。高さ5m、幅20mの巨大な作品「Nirvana」は、江戸時代中期に活躍した絵師、伊藤若冲の升目画をモチーフとした動く壁画となっている。「未来の遊園地」では、紙面にクレヨンなどで色を塗った魚やクラゲなどが、巨大スクリーンを泳ぐ「お絵かき水族館」を展示。子どもも大人も楽しめる作品となっている。
デジタル技術を駆使し、大人だけでなく子どもも楽しめる企画展。まさにこれからのアートと遊園地を思わせる展示となりそうだ。

チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地
http://odoru.team-lab.net/