円空仏を「うまい棒」で表現 「うまい仏」
岐阜県関市は修験道を学び、生涯で12万体もの木彫仏像を彫ったとされる円空上人のゆかりの地だ。円空上人は、晩年に関市の弥勒寺を拠点とし、また自らの最期の場所として弥勒寺の南に位置する長良川河畔を選んでいる。市内には、円空ゆかりの地がある他、円空仏のうち約290体が残っている。
この円空上人にちなみ『うまい仏~円空が眠るまち・岐阜県関市 現代アート展~』を愛知県名古屋市のミッドランドスクエアB1F アトリウムイベントスペースで開催する。会場の見どころは現代美術作家の河地貢士氏の「うまい仏(うまいぶつ)」。駄菓子である「うまい棒」に仏像を彫ったもので、現在発売されている17種の味のうまい棒を用いて107体の「うまい仏」で構成されている。
自分で「うまい仏」を作ってみよう 製作ワークショップも
開催期間中は、河地貢士氏による「うまい仏」の製作実演や、来場客が参加できる「うまい仏」製作体験ワークショップ等が開催される。開催日は1月23日~25日で、ワークショップの開催は24、25日の各日3回。整理券を先着順で配布し、各回6名までとなる。
美味しそうな「うまい棒」の仏様が見られる現代アート展。円空の心が受けつがれた展示となっている。
(画像はプレスリリースより)

うまい仏~円空が眠るまち・岐阜県関市 現代アート展
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