詩に込められた思いをアート作品で表現
NHKは、「NHKハート展」が20回を迎えることを記念して、2015年4月17日(金)から28日(火)まで渋谷ヒカリエにて特別企画『POETS by ARAKI』を開催する。
第20回「NHKハート展」は、詩とアートを組み合わせた展覧会だ。障害のある人がつづった詩に込められた思いを、著名人やアーティストがハートをモチーフにしたアート作品で表現。今回は全国から寄せられた3,678編の詩のなかから選ばれた50編が作品として展示される。
20回記念の特別企画
今回の特別企画『POETS by ARAKI』は、写真家・荒木経惟氏が撮影した「NHKハート展」の作詩者7人のポートレートと詩を壁面に映像投射して、障がい者がつづる詩の世界を表現するインスタレーションだ。
自身も右目を失明しながら「一眼レフになった」と軽やかに答える荒木氏は、被写体の障害も個性と捉えている。荒木氏が彼らの「詩」を読み、「彼らを主役に、彼らを謳う写真を」と臨んだ撮影会は、障害のある作詩者たちの晴れ舞台となった。
荒木氏によって引き出された作詩者たちの“最高の顔”と彼らの思いがつまった“詩”が渋谷の街を彩る。「詩とともに写真があると、写真はまた深い見られ方をする」という荒木氏が障害という個性と対峙し、彼らの思いと寄り添ったコラボレーションだ。
(画像はプレスリリースより)

第20回「NHKハート展」
http://www.nhk-sc.or.jp/heart-pj/art/heart/特別企画『POETS by ARAKI』に関するプレスリリース(@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/59640