一年を通じて満開の桜がある空間
現代日本画を専門として扱い、閲覧ができる郷さくら美術館東京では現在、「第3回 郷さくら美術館 桜花賞」を開催している。
日本人に愛される花である「桜」を描いた現在日本画をあつめて「日本画」の素晴らしさを再認識することにくわえ、今後は出品作品を郷さくら美術館のコレクションとして収蔵・展示していく目的もある。
なお、今回は桜花賞大賞の他、7名の優れた作品に賞が与えられた。
郷さくら美術館東京は、桜の季節には大勢の花見客で賑わう目黒川のほとりに建てられたこともあり、コンセプトは「一年を通じて満開の桜を日本画で楽しんで頂く」というものがある。
屏風作品といった、大作数十点も常設する展示室も設けられており、一年のうちいつでも桜が楽しめる美術館となっている。
郷さくら美術館について
もともと郷さくら美術館は2006年10月に福島県郡山市に開館された美術館だが、2012年3月に東京館も開かれた。
現在では郡山と東京の両館において、展覧会ごとにテーマを設定した「コレクション展」という形式で収蔵作品を一般公開している。
なお郷さくら美術館のコレクションは昭和生まれの日本画家の作品を中心に収集されている。
くわえて現在制作の現場で活躍中の日本画家の支援につながる美術館活動となることを目指し、新たな才能の発掘・育成にも努めていくという。

郷さくら美術館
http://www.satosakura.jp/index.html