人間技とは思えない高度な技術を体感
目黒雅叙園は、2015年5月29日(金)~6月28日(日)に東京都指定有形文化財「百段階段」にて『神の手●ニッポン展』を開催する。その手一つで新たな世界を切り開いてきた、“神の手”を持つアーティストの合同展だ。
入場料は、当日1,200円、前売り1,000円、学生600円で、小学生以下は無料。開催時間は、10:00~18:00となっている。
『神の手●ニッポン展』は、匠を感じる、繊細さが見える日本のものづくりスピリッツを受け継ぎながら、現代のセンスとフィールドで創作活動を行ってきたアーティストたちの作品を一堂に集めた合同展だ。
とても人間技とは思えない高度な技術に裏打ちされた作品群を通して、日本人ならではの手先の器用さや感性の豊かさ、探究心や真摯さをあらためて感じることができる。
数々の受賞歴を持つアーティストが集合
参加アーティストは、テレビ東京の「TVチャンピオン」ペーパークラフト王選手権にて優勝したこともあるペーパーアーティストの太田隆司さん、ビーズアーティストの金谷美帆さん、第15回ユザワヤ創作大賞展金賞など多数の入賞経験があるミニチュアハウスアーティストの島木英文さん、立体切り絵アーティストのSouMaさん、ポップアップアーティストのHIROKOさん、ジオラマアーティストの山田卓司さん。
「百段階段」は、昭和10年に当時の“神の手”によって建てられた文化財だ。2009年に東京都の指定有形文化財に指定された、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築。ケヤキの板材で作られた99段の階段廊下があることから通称「百段階段」と呼ばれている。
各部屋には樹齢数100年を超える床柱や、当代屈指の著名な作家たちによって創り上げられた世界が描かれた天井や欄間がある。昭和初期における美の共演と大工の高い技術力を見ることができる文化財だ。
(画像はプレスリリースより)

目黒雅叙園
https://www.megurogajoen.co.jp/『神の手●ニッポン展』開催に関するプレスリリース(@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/60114