近年入手した貴重な資料を見ることができる
埼玉県秩父郡長瀞町にある埼玉県立自然の博物館では、2015年6月28日まで企画展の『お蔵出し新収集品展』が行われている。
休館日は月曜日だが、祝日・振替休日、ゴールデンウィーク期間は開館している。開館時間は9:00から17:00まで(入館は16:30まで)。
これは、秩父の洞穴から発掘された日本唯一の大型クマの全身骨格化石をはじめ、荒川河床で発見されたクジラの化石、チョウや甲虫のコレクション、オオタカやアカショウビンの骨格など、近年(平成18年から)新たに収集した化石、鉱物、動物、植物の貴重な資料を公開する収集品展である。
展示内容
展示内容はつぎのように分けられている。
1.集める
化石や動物、植物といった資料をどのように集めて保存するのかを紹介。
2.受け継ぐ
学校や博物館、個人から受け継いだ、今では手に入らない貴重な鉱物・昆虫のコレクションを展示。
3.見せる
精巧につくられたレプリカとその重要性を紹介。また、通常は触ることができない剥製を触れるように処理した『触れる剥製』も紹介。
4.体験コーナー
岩石パズルやオナモミダーツといった楽しく学べるコーナー。クイズもあり。
なお毎週日曜日の13:30から14:00まで、学芸員が展示に関連する解説を行う(5/10は実施しない)。
・バックヤードをのぞいてみよう
・植物標本の魅力
・岩石標本をつくろう
などの内容となっている。

埼玉県立自然の博物館 お蔵出し新収集品展
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