来年の大河ドラマは、その生き方にロマンを感じるあの坂本龍馬ですね。
楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
激動と言われていた幕末から明治にかけての時代。
いわゆる一般庶民の方々の暮らしぶりはどんなものだったのだろう。
彼らが楽しみにしていたことってどんなことだろう。
ふと、そんな疑問が頭をよぎる事も、これから増えてきそうです。
そんなあなたにピッタリな、幕末から明治にかけての暮らしぶりを紹介した展覧会が開かれています。
埼玉県蕨市にある「河鍋暁斎記念美術館」では、
11月1日より河鍋暁斎記念美術館企画展示「幕末・明治の暮らしと楽しみ」展が開催中です。
浮世絵師、または狩野派絵師として知られる河鍋暁斎の作品を通して当時の庶民の生活を観てみると、
髪型や服装が著しく変化を遂げたこの時代であっても、当時の人々は意外なほどに淡白な生活を送っていたようにも思えます。
季節ごとに行事や名所を訪れ、アミューズメントパークにも足を運び、老若男女、大きな変化にいち早く順応していった表情を見事に絵にした
河鍋暁斎の作品。
幕末に想いを馳せて、身近に感じるのにとても有意義になることでしょう。
会期は12月23日(祝)まで。入館料は一般300円です。
財団法人河鍋暁斎記念美術館