「アップサイクル」がミュージアムとなって成田空港に
「株式会社ヘラルボニー」は、成田国際空港第1ターミナル中央ビル4階エアポートモールにて、「UPCYCLE ART MUSEUM in NARITA AIRPORT」を9月30日(木)まで開催する。
作品の鑑賞から、それを身近に持ち歩くまで
「アップサイクル」とは、本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった付加価値を加える事で、全く新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。これまでの「3R」のさらに上をいくアイディアで、近年のエコブームに乗じて、ファッション・デザイン業界で注目されている。
「株式会社ヘラルボニー」では、「異彩を、 放て。」をミッションとした福祉実験ユニットで、日本全国の知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、これまで2000点以上ものアートデータを軸とする事業を展開してきた。
そんな同社が手がける今回のイベントでは、国内外の障害のある作家21名が描いたアート作品を合計30作品展示する。そして展示作品は展示終了後にアップサイクルアートプロダクトとして、トートバック・ミニトート・PCケース・カードケースへと生まれ変わる。このプロダクトには、成田国際空港とHERALBONY両社のロゴマーク入りとなる。
アップサイクルなので裁断する所により一つひとつデザインが変わるというのも個性に。作品を鑑賞して、お気に入りを見つけたら今度はそれを、世界に一つだけの特別なアイテムとして身近に楽しめる「二度楽しい」のもこのミュージアムの面白いところ。是非立ち寄ってみてはいかがだろうか。
(画像はプレスリリースより)
「UPCYCLE ART MUSEUM in NARITA AIRPORT」特設サイト
https://heralbony.com/pages/upcycleartmuseum_naritaairport/