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旅で育くまれたイギリス美術の展覧会 幕末期からの栃木とイギリスの交流も示す

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旅で育くまれたイギリス美術の展覧会 幕末期からの栃木とイギリスの交流も示す

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古くからイギリスと交流のある土地である栃木
栃木県宇都宮市にある栃木県立美術館では、2016年10月29日から12月25日までの期間、企画展「旅するイギリス美術」を行う。
イギリス美術
日英交流の草創期に活躍したイギリスの外交官アーネスト・サトウが建てた奥日光中禅寺湖の別荘があるが、いままでは英国大使館別荘として用いられていたが2010年に栃木県のほうへ寄贈されている。県が行った復元工事を経て2016年の7月から一般公開が開始された。

この展覧会はその公開を記念して、栃木県の文化施設3館(栃木県立美術館、栃木県立博物館、栃木県総合文化センター)が栃木県とイギリスのつながりを紹介する連携企画事業のひとつでもある。

今回はターナーやコンスタブルなどの、旅の中から生まれたイギリスの美術作品を紹介する。さらに濱田庄司と深い交流を持ったバーナード・リーチにくわえ、栃木の自然の仲で制作を行っていたデイヴィット・ナッシュとアンディ・ゴールズワージーといった、栃木県にゆかりのある外国人作家の作品も展示する。

旅とイギリス美術の成熟の関連について
イギリス美術は旅によってそれ自体を成熟させていった点というものが常に注目される。

18世紀にローマをめざしたグランド・ツアーによってヨーロッパに存在する各所の古典美術の影響を受けたほか、19世紀に行われたピクチャレスク・ツアーによっては自国の風景美を発見するということもあった。

18世紀半ばから19世紀にかけて産業革命が起こったこともあり、新しい交通手段によって旅行というものが庶民にも手の届くレジャーとなっていたことも大きな要因だろう。なおその旅は極東にも向かい、開国間もない日本にも多くのイギリス人旅行者が訪れている。

そもそも旅は常に新鮮な驚きや豊かな喜びを与えてくれる。それは異なる文化や習慣を持つ人々との出会いやそこで育んだ友情により、新しい発想が生まれるのはごく自然なことだったのだろう。

これらの絵画を通じて当時のイギリス人の視点というものも味わえるだろう。非常に興味深い企画展となっている。

休館日は月曜日で、開館時間は9:30から17:00(最終入館は16:30)までとなっている。


外部リンク

栃木県立美術館 企画展 旅するイギリス美術
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/

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