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武士から文人に 浦上玉堂とその子春琴にもスポットをあてる展覧会

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武士から文人に 浦上玉堂とその子春琴にもスポットをあてる展覧会

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元は大目付をつとめるほどの武士だった
千葉県千葉市にある千葉市美術館では、2016年11月10日(木)より12月18日(日)までの期間、「文人として生きるー 浦上玉堂と春琴・秋琴親子の芸術」を行う。
浦上玉堂
日程は前期は11月10日(木)より12月4日(日)で、後期が12月6日(火)より12月18日(日)である。国宝・重要文化財をはじめとし、新出、初公開作品も270点公開する。

なお会期中大幅な展示替え・頁替えがあるので気をつけたい。(国宝の『東雲篩雪図』は11月22日より11月27日展示)

江戸時代には、文人画壇にさんぜんと輝く業績を残した人物に浦上玉堂(1745-1820)がいる。2006年の浦上玉堂展から10年が経過したことにくわえ、その後注目すべき作品も新たに発見された。

今回の展覧会はこれまで十分な紹介がされてこなかった子の春琴にも大きなスポットを当てる試みとなっているので、玉堂父子の作品を一覧できると同時にその足跡を追う型式の展覧会となっている。

浦上玉堂とは
浦上玉堂はもともと岡山の鴨方藩の武士だった。名は孝弼(たかすけ)。字(あざな)は君輔(きんすけ)、通称は兵右衛門としている。

備前の戦国大名であった浦上氏の末裔である。鴨方藩の大目付をつとめるというほどの上級藩士であったが、琴詩書画にふける生活を送っていたこともあり、藩での評判はよくなかったようだ。

50歳のときに2人の子供(春琴・秋琴)をつれて脱藩(妻はすでに他界)をしている。なお脱藩は主君を見限るということと同義となるため、その家だけでなく親類縁者までに罪がおよぶ重罪である。

その後は絵画と七絃琴を友として諸国放浪し、晩年は京都に落ち着き、その後は文人画家として風流三昧の生活をおくったため、特に60歳以降に佳作が多い作家である。

代表作に「凍雲篩雪(とううんしせつ)図」があるが、これは川端康成の愛蔵品として知られている。

休館日は毎月第1月曜日(祝日の場合は翌日)と、年末年始の12月29日-1月3日である。開館時間は10:00-18:00および、金・土曜日は20:00まで開館している。いずれも入場は閉館30分前まで。


外部リンク

千葉市美術館 展覧会情報
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html
Amazon.co.jp : 浦上玉堂 に関連する商品



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