北斎の作風の変遷をたどることができる展示構成
東京都墨田区両国にある江戸東京博物館では、2016年12月25日まで葛飾北斎の特集展示を行っている。
師匠であった勝川春章の役者絵の展示から、代表作である冨嶽三十六景や、北斎漫画といったものまで比較展示されており、作風の変遷をたどることができる。
誕生の地はは現在の江戸東京博物館の近く
北斎は江戸東京博物館にほど近い、本所(ほんじょ)割下水(わりげすい)にて生まれたことが知られている。さらに生涯に90回も引っ越しを繰り返したという変わった性分の持ち主としても知られている。
今回の展覧会にあたり、その住まいの一つでを模型によって再現したものや、代表作である冨嶽三十六景にまつわる体験アイテムなどでその画業および、び生涯を再現するという構成になっている。
なおこの展覧会は2016年11月22日に同じく両国にオープンしたばかりのすみだ北斎美術館と連携した展示となっている。
現在すみだ北斎美術館では『北斎の帰還 ー幻の絵巻と名品コレクション』と題した、葛飾北斎をテーマとした展覧会が2017年1月15日(日)まで行われているため、合わせて閲覧してみるのもいいだろう。
休館日は毎週月曜日で、開館時間は9:30から17:3まで。土曜日のみ19:30開館。いずれも最終入場は閉館の30分前まで。
(画像は江戸東京博物館トップページより)

江戸東京博物館 特集展示:葛飾北斎
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/