2代目本館を手がけた建築家
帝国ホテルでは、2代目本館を手がけたアメリカ人建築家であるフランク・ロイド・ライトの生誕150年を記念し、様々な企画を実施。8日(木)からは企画展示が始まっている。鑑賞は無料。
フランク・ロイド・ライト(1867年~1959年)と帝国ホテルの縁は、当時の総支配人であった林愛作がニューヨークで古美術商を営んでいた頃に、浮世絵の収集家でもあったライトと出会ったことから始まる。
ライトの手がけた帝国ホテルの2代目本館、通称「ライト館」は、1923年(大正12年)に完成し、開業レセプション当日に関東大震災に見舞われるもそれを乗り越え、大正から昭和にかけて、エンターテインメント文化の発信地となった。
今回の展示は、帝国ホテルの歴史を紹介するための常設の展示スペース「インペリアル タイムズ」を新設。ライトの誕生日にあたる6月8日(木)から、その第1弾企画として実施。旧本館の当時に利用していた客室のアメニティ、家具、食器、平面図などを中心に展示している。
その他の特別企画
社内コンペティションで最優秀の「THE TIME(ザ タイム)~その時“現在”そして、これから~」を含む3種類の記念カクテルを、本館中2階のメインバー「オールドインペリアルバー」をはじめとする館内のバーで提供。
また、ライト館でモチーフとなった市松模様を表現する「ライトサンドイッチ」も提供する。
さらに、記念スイーツの「サークル オブ ライト」を本館1階の「ランデブーラウンジ・バー」で提供する他、持ち帰り用としてホテルショップ「ガルガンチュワ」でも販売する。ホテルショップでは、ライト館時代のレストラン「ニューグリル」にちなんだ惣菜、ライト関連商品・グッズの販売なども行われる。
(画像は帝国ホテル公式WEBサイトより)
フランク・ロイド・ライト生誕150周年 特別企画 | 帝国ホテル 東京
http://www.imperialhotel.co.jp/