宿命のライバル2人の素描を見比べる
東京・丸の内にある三菱一号館美術館で、6月17日(土)から「レオナルド×ミケランジェロ展」を開催する。ルネサンス期のイタリアが生んだ2人の天才による希少な素描を見比べる日本で初めての機会だ。
1475年に生まれた天才彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティ。1452年に生まれ、画家としての才能を発揮するだけでなく建築、科学、解剖学にまで関心を広げた「万能人」レオナルド・ダ・ヴィンチ。考え方の違いなどからお互いを強く意識し合っていた2人の、全ての創造の源である素描を間近で見ることができる。
展示は、「顔貌」「絵画と彫刻のパラゴーネ」「人体表現」「馬・建築」「レダと白鳥」「手稿」「書簡・詩歌」「肖像」の8つのテーマに沿って2人の作品を対比。素描の他、油彩画、彫刻、手稿、書簡など、日本初公開作品を含み約65点紹介する。
開催概要
会期は6月17日(土)~9月24日(日)。開館時間は10:00~18:00(祝日と振替休日を除く金曜、第2水曜、会期最終週の平日は20:00まで)で、入館は閉館の30分前まで。休館日は月曜(ただし祝日は開館)。
チケットは一般1,700円、高校・大学生1,000円、小・中学生500円。障がい者手帳所持者と付き添い1名まで当日料金の半額。「アフター5女子割」により毎月第2水曜日17:00以降は女性のみ一般料金1,000円。チケットぴあではペア券3,000円(切り離し無効)も販売。問い合わせは、三菱一号館美術館(03-5777-8600)
(画像は三菱一号館美術館公式WEBサイトより)

レオナルド×ミケランジェロ展|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
http://mimt.jp/lemi/