大皿・小皿が使われる文化
東京・南青山の根津美術館で、7月13日(木)から企画展「やきもの勉強会 食を彩った大皿と小皿」が開催する。
日本では、懐石膳のような小さな食卓を使った生活文化の中で、花鳥風月を写した様々な小さな皿が目を引く。一方、14世紀頃の中近東の国々では大きな皿が必要とされ、中国から運ばれていった。
今回の「やきもの勉強会」では、毎日の生活の中で使っている「皿」に焦点を当てる。人々はいつ頃から皿を使うようになったのか、「盛る」という食事の文化が現れたのはいつ頃のことだろうか、大きな皿や小さな皿が食卓で使われる文化とその時代を考える。
期間中には、スライドレクチャー「やきもの勉強会―食を彩った大皿と小皿―」が7月21日(金)、8月18日(金)の午後1時30分から約45分で実施。講師は根津美術館顧問の西田 宏子で、定員130名。事前申し込みは不要なので、参加希望者は当日に会場の地下講堂へ。聴講は無料だが入館料が必要。
開催概要
期間は7月13日(木)~9月3日(日)。休館日は月曜日。ただし7月17日(月・祝)は開館、翌18日(火)休館。開館時間は午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)。会場は根津美術館、展示室1・2。
入場料は一般1100円、学生(高校生以上)800円、中学生以下は無料。20名以上の団体、障害者手帳提示者及び同伴者は200円引き。
(画像は根津美術館公式WEBサイトより)
根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html