夏休みに百人一首?
東京・千代田区の国立公文書館で、7月22日(土)から企画展 「ふしぎなふしぎな百人一首」が開催。同期間には、親子で楽しめる夏休み企画も実施する。
小倉百人一首といえばお正月の風物詩としておなじみだが、実はなぜそうなったのか、理由はわかっていない。他にも、百人一首の成立事情や選ばれた和歌など、今も多くの謎がある。この展示では、そんな百人一首の「ふしぎ」に迫る。
展示資料は、江戸時代の狂歌作者である信海(1626~1688)自筆と考えられる「小倉山庄色紙倭歌」、小倉百人一首の影響を受けて後世に作られた百人一首である「異種百人一首」のひとつ「武家百人一首」など。
7月26日(水)、8月23日(水)の午後2時~午後2時30分には「ギャラリートーク」を実施。企画者による解説が行われる。事前申し込みは不要。
親子で楽しめる夏休み企画も
同期間に「夏休み企画2017」として、子どもが楽しめる企画を実施する。
企画1は、「蓮生さん」が企画展の解説をする、子ども向けタブレット「教えて!蓮生さん」の貸し出し。企画2の「うちわでぬりえ」は、会場のぬりえコーナーで、プレゼントされた丸うちわにぬりえを楽しめる。企画3の「タッチでかるた」は、会場の大型タッチパネルで、百人一首のカルタゲームがプレイできる。
開催概要
会期は7月22日(土)~9月9日(土)。開館日は月~土曜日。日曜、祝日は休止(ただし8月11日・13日は開館)。開館時間は午前9時15分~午後5時00分。会場は国立公文書館本館。入場料や企画参加費は無料。
期間中の8月8日(火)~8月15日(火)には「終戦の詔書」原本の展示も行われる。
(画像は国立公文書館公式WEBサイトより)
展示会情報:国立公文書館
http://www.archives.go.jp/exhibition/#ex_2907kikaku