ワシントンで楽しまれた錦絵を展示
東京・日本橋の日本銀行分館内にある貨幣博物館で、12月3日(日)まで企画展「19世紀日本の風景:錦絵にみる経済と世相-米国FRB美術品展示会より-」を開催している。
ワシントンD.C.にある米国FRB(連邦準備制度理事会)の本館内では美術品の展示会を随時開催しており、2014年秋にはアジアの中央銀行から初めて日本銀行と共催で展示会が開催された。今回の企画展では、貨幣博物館のリニューアル後初の企画展として、このFRBと共催の展示会で出展した錦絵全点を展示する。
展示する錦絵は、幕末から明治維新を経て日本銀行が設立される頃までの貨幣・経済を見ることができる風刺画や、歌舞伎の芝居絵や江戸の様子など風俗が描かれた錦絵、幸福や富を願って描かれ福神絵など。海を渡って楽しまれた錦絵の魅力を実感できる。
関連イベント
10月14日(土)、12月2日(土)各13:30からの「ギャラリートーク」では、学芸員による展示解説が行われる。事前申し込みは不要で、先着15名。10月27日(金)の「日本橋ナイトミュージアム」では夜間の20:30まで(最終入館20:00)開館し、ギャラリートークが19:00から行われる(事前申し込み不要)。
開催概要
開催期間は10月14日(土)~12月3日(日)で、休館日は月曜日。開館時間は9:30~16:30(入館は16:00まで)。会期中の金曜日及び土曜日は開館時間を延長し、閉館17:30(最終入館17:00)。入館料は無料。
(画像は公式WEBサイトより)

日本銀行金融研究所貨幣博物館 - 19世紀日本の風景 錦絵にみる経済と世相
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