大正~昭和初期の女性文化を紹介
東京都文京区の弥生美術館で、12月24日(日)まで「『はいからさんが通る』展~大正♡乙女らいふ×大和和紀ワールド!~」を開催している。
「はいからさんが通る」は、1975年に漫画家・大和和紀が描き講談社から出版された漫画。現在でも卒業式の女学生に愛される袴姿は明治~大正時代の女学生の装いであり、「はいからさんが通る」の大ブームにより再び脚光を浴びた。
同展示では、大正~昭和初期の女学生や職業婦人などの女性文化を「はいからさんが通る」の原画や当時の資料から紹介する。また作者である大和和紀による「あさきゆめみし」など他の代表作の原画200点も展示している。
関連イベント
学芸員によるギャラリートークが11月12日(日)、12月9日(土)の、全て14時から約40分の予定で開催。事前申し込み不要だが、入館料が必要。また、袴着用での来館者は100円引き(他割引と併用不可)となり、あわせて大正期に描かれた竹久夢二画の「大正乙女しおり」がプレゼントされる。
開催概要
開催期間は9月29日(金)~12月24日(日)で、月曜休館(ただし10月9日(祝月)は開館、翌10月10日(火)休館)。開館時間は午前10時~午後5時 (入館は4時30分まで)。
料金は一般900円、大・高生800円、中・小生400円(同一チケットで竹久夢二美術館とあわせて二館の観覧が可能)
(画像は公式WEBサイトより)
(C)大和和紀/講談社

弥生美術館・竹久夢二美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html