未公開史料や新出文書も公開
東京都文京区の永青文庫で、12月9日(土)から、「熊本大学永青文庫研究センター設立10周年記念 細川家と『天下泰平』―関ヶ原からの40年―」が開催される。
展示は3つのテーマで構成される。「I 慶長5年の内戦と忠興・忠利」では関ヶ原の合戦前後の細川忠興と、人質として江戸へ送られた、忠興の3男忠利のドラマを史料でたどる。さらに、家臣の家に伝わった「道家家文書」と、2016年に起こった熊本地震による被災で見出された「築山家文書」を初出品する。
「Ⅱ 忠利の家督継承と国づくり」では、九州における天下泰平の礎を築いた細川忠利の国づくりについて展示する。「III 島原・天草一揆と『天下泰平』」では、寛永14年(1637)の島原の乱と、その後の近世社会における「天下泰平」の意味を考える。
開催概要
開催期間は12月9日(土)~2018年1月28日(日)、休館日は月曜(1月8日は開館し翌日休館)、年末年始(12月25日~1月5日)。開館時間は午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
入館料は、一般800円(700円)、シニア70歳以上600円(500円)、大学・高校生400円、中学生以下無料。()内は10名以上の団体料金。障害者手帳を提示者と介助者1名無料。
(画像は公式WEBサイトより)

永青文庫
http://www.eiseibunko.com/index.html