日本初公開も多数 質の高いコレクション
東京・六本木の国立新美術館で、2月14日(水)から5月7日(月)の期間で展覧会「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」が行われる。
エミール・ゲオルク・ビュールレは、ドイツに生まれ、スイスで後半生をすごした大実業家。生涯を通じて絵画収集に情熱を注ぎ、傑出したコレクターとして知られている彼のコレクションは、特に印象派・ポスト印象派の作品に傑作がそろっている。
死後は別棟が美術館として一般に公開されていたが、2008年に報じられた絵画の盗難事件から、一般公開が規制された。そして、全コレクションが2020年にチューリヒ美術館に移されるため、ビュールレのコレクターとしての全体像がみられるのは今回が最後の機会となる。
展示作品は、ルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」や、スイス国外に初めて貸し出されるモネの大作「睡蓮の池、緑の反映」、その他、ドラクロワ、マネ、ルノワール、セザンヌ、ピカソなど。
開催概要
期間は2月14日(水)から5月7日(月)。休館日は毎週火曜(5月1日は開館)。開館時間は10:00から18:00、ただし毎週金・土曜日、4月28日(土)から5月6日(日)は、20:00まで開館。入場は閉館の30分前まで。
チケットは、一般1,600(1,400)円、大学生1,200(1,000)円、高校生800(600)円。( )内は20名以上の団体料金。中学生以下は無料。障害者手帳の提示で障害者及び付き添い者1名は無料。
(画像は公式WEBサイトより)

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション
http://www.buehrle2018.jp/